「関東名山の山旅」 おいらくの山日記(番外編)

 

月山(山形県)1984m 磐梯朝日国立公園

 

2008年6月2日(月)     同伴者  ナシ    (往復自家用車利用)

 

出羽三山の一座を残雪の時期に登る事ができました

リフト終点はすでに森林限界を過ぎ、終日残雪の照り返しを受けながら楽しませてもらった

夏まで豊富な残雪で知られるだけあって雪上散歩には最高な山です

 

(2日)飯豊連峰(天狗平キャンプサイト)06:45===R113小国街道===長井市===R287===寒河江市===寒河江ダム

===10:20月山スキー場姥沢駐車場10:30===(月山リフト)===11:00姥ケ岳休憩所11:05---11:40姥ケ岳

11:50---13:10雪渓最上部---14:15月山山頂14:35---15:05雪渓最上部---四ツ谷川---夏登山道---

16:50姥沢小屋---16:55月山スキー場姥沢駐車場17:15===18:00道の駅にしかわ(水沢温泉館-入浴・仮眠)

21:00===R112===山形市===R13===米沢市==福島市===R4===郡山市===矢吹IT===(東北自動車道-SCにて仮眠1,5時間)===(首都高速)===(3日)04:30自宅着(朝帰り)

 

大雪原が広がる月山

 

月山の地図    月山の位置  登山コース

 

残雪流れ旅も最終日を迎え、昨日に登った飯豊連峰の天狗平で朝は3時に起床

早速、朝食を食して天幕の撤収を済ませて 一路月山目指して車を走らす

一般道経由で途中で「道の駅白い森おぐに」・「道の駅おおえ」・「道の駅にしかわ」に立ち寄り

特産物や旨い物など物色しながら3時間40分を費やして姥沢駐車場に到着した

天気は上々で多少白けてはいるが雲も少なそうだった!

駐車場で自然美化協力費の名目で強制的に1000円徴収されたが仕方あるまい

 

 

 

 

001.JPG

弓張平高原より望む

002.JPG

姥沢バス停

 

 

 

003.JPG

スキー場案内図

 

004.JPG

駐車場より夏道尾根を望む

005.JPG

姥沢小屋

006.JPG

月山ペアリフト乗り場

 

今日は登山後に東京まで帰らねばならないので体力温存で本意でないがリフトに乗車することにした

 

007.JPG

月山ペアリフト

008.JPG

リフト下車地点

009.JPG

姥ヶ岳休憩所

 

登山コースはリフト終点より真上の姥ヶ岳へ登り、稜線づたいに月山山頂を目指すことにした

リフト終点周辺は完全にスキーヤーの領域で登山者は居心地の悪い場所だなぁ〜

そんな領域は早く脱出せねばならぬとばかりに一気に姥ヶ岳目指して雪面を登る

 

010.JPG

登山道案内板

011.JPG

月山山頂を望む

012.JPG

姥ヶ岳へ登る雪渓より

 

姥ヶ岳山頂まで来ればスキーヤー様は居らず遥か下のほうに見えていた

 

013.JPG

姥ヶ岳にて

014.JPG

姥ヶ岳山頂

015.JPG

木道が金姥方面へ続く

 

姥ヶ岳山頂で一服後、稜線づたいに金姥〜牛首を経て山頂を目指すのだが実に広い雪原?雪渓?だろう

思いのままにトレースを勝手につけて歩ける。多分この雪の下には高山植物が雪解けを待っているのだろう

 

016.JPG

姥ヶ岳〜金姥〜牛首の稜線

017.JPG

雪原を行く

018.JPG

雪原を行く

 

019.JPG

姥ヶ岳より金姥と雲間の月山

020.JPG

姥ヶ岳にて

021.JPG

北側を望む

 

026.JPG

シラネアオイ

023.JPG

ミヤマキンポウゲ

024.JPG

シラネアオイ

 

2年前のWifeと登った日光白根山で見ることが出来なかったシラネアオイが道端に咲いていた

まさか!月山でシラネアオイと対面できるとは夢にも思わなかった

もうこれだけで、月山の想い出は決まりだ! シラネアオイに逢えたから

感激のあまりに目はパチクリ、写真もパチクリしまくり、またしても一服

そんなに休んでいて今日中に東京まで帰れるのかよぉ〜

 

022.JPG

尾根づたいの夏道

025.JPG

夏道

027.JPG

夏道より姥ヶ岳を振り返る

 

今日は散歩のつもりで山を楽しんでいるのだから、のんびりも良いものだなぁ〜

 

028.JPG

広々とした雪渓

029.JPG

思いのままに雪渓を登る

 

031.JPG

山頂付近も晴れているようだ!

030.JPG

雪渓最上部も真近い

 

033.JPG

ショウジョウバカマ

034.JPG

湯殿山方面

 

雪渓が終わると夏道のジグザグが始まった。ひと頑張りで鍛冶小屋跡(多分冬季は解体されているのだろう)へ着く

延命地蔵なるものもあったが、あっしは何時寿命が来ても後悔せぬわ!

 

037.JPG

湯殿山方面

035.JPG

北側緩斜面

036.JPG

雪渓最上部

 

鍛冶小屋跡より、もうひと頑張りで山頂付近の平坦な湿地帯へ登りつめた

時期早々で花の咲くそぶりは何処にもない茶褐色の草原のたたずまいであった

 

038.JPG

 

039.JPG

湯殿山方面

 

頂上小屋も窓が閉ざされていて閉鎖され、噂通りの山頂を占拠しているような月山神社本宮にも

人の気配が無いからと言って内部へ参ろうなどとは、これぽっちも思わなかった

信仰の自由って何だ! もっと出入り自由で良いはずだろう!

 

040.JPG

頂上小屋と月山神社本宮

041.JPG

月山神社本宮の鳥居

 

最高点では無い標高点(三角点・1979,5m)が山頂部の北側30mにある。一応ここを月山の山頂と考えたい

今年初の山頂まで登った山が月山でした。如何に登頂欲が無いのであろうか

 

042.JPG

山頂には雪は無し

043.JPG

三角点(1979,5m)

 

048.JPG

城のように積み上げた石積に囲まれた月山神社

 

047.JPG

山頂より南西を望む

044.JPG

山頂より北西を望む

045.JPG

山頂より北東を望む

 

050.JPG

頂上小屋と頂上湿原

049.JPG

東側の大雪原

 

051.JPG

頂上を後にさよなら

052.JPG

四ツ谷川の雪渓を下山した

054.JPG

下流の雪渓

 

下山は快調に雪渓を駆け下り、調子こんで一般道ではない四ツ谷川の雪渓を下山してしまった

下流まで降りると、雪渓の状態からどうも登山道ではないことに気づく

慌てて右側の雪の斜面を尾根上目指して標高差150m登り返した。

尾根上に這い上がってもトレースが皆無で、最近の夏道利用登山者はいないように感じた

手探りで下山し姥沢小屋が見えた時にはほっとした次第です

最後の最後に山の難しさが待ち構えていたとは散歩だなんて言い張った月山に最敬礼です

 

053.JPG

一般夏道へ登り返す

055.JPG

やっと姥沢小屋が見えた

 

残雪流れ旅の最終日に、おまけで登ったつもりでしたが

月山よ!  おまけだなんて失礼しました。素晴らしい山でした

(m_m)

 

index  Home  韓国DE登山  イルボン君のHome Page

 

inserted by FC2 system